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FM Towns: Free Software Collection 4
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vz156j.doc
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Text File
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1991-10-18
|
10KB
|
218 lines
==============================================================================
VZ Editor Version 1.56j Copyright (C) 1989 by c.mos modified by junk.35
VZ156j.DOC (91/7/26)
==============================================================================
このアップデートキットには,VZエディタ junk.35版 を作成するための差分
ファイルが含まれています.この差分ファイルを解凍するには,VZエディタ
Version 1.56 のマスターディスクが必要となります.
この差分の作成は c.mos さんの許可を得て行われています.しかし,このバー
ジョンは c.mos さんが正式にサポートするものではないので,将来のバージョ
ンアップファイルでこの版の存在が考慮されることはないと思います.くれぐ
れもオリジナルディスクは書き換えないようにお願いします.
本差分中の##156j.05(long int 表示)の改良は,Oh!No! さんによるものです.
また,##156j.21の改良は,c.mosさんによるものです.
本パッケージは転載自由です.転載時の承諾も不要です.ただし,パッケージの
内容を変更して転載することは避けてください.質問等は,
日経-mix junk.35
Nifty QGB03156
Jupiter junk.35
までお願いします.
======== Ver1.56j のバグフィックス ========
■7/8 版からのバグフィックス
・ファイル名の複写が正常に行われない場合がありました.
■7/11 版からのバグフィックス
・Bo0 で起動したとき,$#T(n) が効きませんでした.
・文書を編集すると,マーク位置に不正な値が代入されました.
・ファイラーショートモードで,[UP][DOWN]キーの操作で不正な動作をしました.
■7/11 版からの仕様変更
・マクロでの long int 計算の割り算の仕様を,
&z(3) div : dx:ax+cx=dx:ax/cx
に変更しました.これによって,商が16bit以上になって,VZ から落ちることが
なくなりました.また,cx=0 のときは,何も行わないようにしました.
前者の改良は,mix の Oh!No! さんの助言によるものです.
======== Ver1.56j 修正箇所 ========
■ファイラーでディレクトリ選択を可能にしました. (##156j.01)
仕様は以下の通りです.
(1) ファイラー中で [SPC],\[UP],\[DOWN] でディレクトリ選択ができる.
(2) その状態で,EXEC を行うことで,ディレクトリ処理が行われる.
(3) ファイラーでディレクトリと通常ファイルが混ざって選択された状態で,
リターンキーを押した場合,通常ファイルのみがオープンされる.
(4) コマンドラインから,コマンドラインパラメータを入力するために
ファイラーが呼び出された場合は,ディレクトリも選択可能とする.
(5) 何もファイルが選択されていない状態で,ディレクトリ上にカーソルを
置いてリターンした場合,ディレクトリ変更になるという動作は,従来通り.
(6) [A] (全ファイル選択)ではディレクトリは選択しないものとする.
■ファイラーでの頭文字サーチをサポートしました. (##156j.02)
[SHIFT]+[英字],または[SHIFT]+[数字] で,その英字又は数字で始まるファイルを
順次検索し,発見したファイルにカーソルを移動します.
これに伴って,J3100では,フルキーの [*] が数字キーとみなされてしまうため,
フルキーの [*] が効かなくなります.これの対処として,J3100版では[?]で[*]の
動作を行うように変更しました.テンキーの[*]は従来通り動作します.
■マクロでFEPのOnOff制御を可能にしました. (##156j.03)
VZ本体にある,FEPの制御ルーチンをマクロで呼び出すことができるようにし
ました.マクロでの呼び出し仕様は,次のようになっています.
システム関数:&j(mode,data) <mode:0,1,2,3 data:byte data>
使用法: &j(0) : 前回VZがFEPを閉じたときのモードでFEP On
&j(0,n) : FEPのモードを指定してFEP On
この場合の n の値は,VZを vz -fr? で起動する時の値と
同様となっている.従って,この値に対する動作はFEPの
種類に依存する.
&j(1) : FEP Off.Offする前の状態がVZ内部に保存される
&j(2) : FEPマスク解除
&j(3) : FEPマスク
■ATOK7に完全対応しました. (##156j.04)
7to6.com (PC9801版), 7to5.com (J3100版)が存在しない場合でも,ATOK7を正しく
制御します.
■&m,&?での long int 表示の不具合を修正しました. (##156j.05)
従来は,10進表記では完全にはサポートできていませんでした.
この部分は,Oh!No!さんの修正によるものです.
long int は 以下のように使用します.
&m("%ld", 0, 10) (変数の並びは下位・上位の順)
■マクロでの long int 計算をサポートしました. (##156j.06)
レジスタ変数 ax,bx,cx,dx を用いて計算を行います.呼び出し仕様は,次のよう
になっています.
システム関数:&z(mode) <mode:0,1,2,3>
使用法: &z(0) add : dx:ax=dx:ax+bx:cx
&z(1) sub : dx:ax=dx:ax-bx:cx
&z(2) mul : dx:ax=dx:ax*cx
&z(3) div : dx:ax+cx=dx:ax/cx (*)cx=0 のときは何も行いません.
■カナ変換テーブルを数字キーにまで拡張しました. (##156j.07)
この結果,カナロックONの状態でも,15 ^K0 "マーク(1-4)" や,機能番号 63 の
(標準 def で [F03],^KT)の「編集テキスト切替え」時の数字キーの選択ができる
ようになりました.これに伴って,.def ファイルのその他の項目を,以下のように
変更してください.ただし,キーボードの仕様上 J3100 ではカナロックのまま[;]
キーを入力することはできません.
PC9801版
* E その他
11 ワヌフアウエオヤユヨケレネホルメ゙チコソシイハキクニマノリモミラセタストカナヒテサンツ゚ームヘロ
J3100版
* E その他
11 ワヌフアウエオヤユヨレレネヘルメフチコソシイハキクニマノリモミラセタストカナヒテサンヅム゚ォホ
対応するキー 0123456789:;<=>・@abcdefghijklmnopqrstuvwxyz[\]^_
■T(n), ?(n) でのコンソールファイルの選択を可能にしました. (##156j.08)
T(n) ?(n) でのファイル選択で,コンソールファイルを選択可能にしました.
■文書先頭マークを可能にしました. (##156j.09)
従来不可能であった文書先頭のマークを可能にしました.
■ファイラーで数字でのドライブ名選択を可能にしました. (##156j.10)
1:A,2:B などのように,数字でダイレクトにドライブ名を指定できるよう
にしました.
■プリフィックスキー押下げ時に,FEP を OFF できるようにしました.(##156j.11)
オプション TH+ で,プリフィックスキー押下げ時に,FEPをOFFにするよう
になります.
■文字列削除時に,一度に保存される文字数の制限を緩和しました. (##156j.12)
行頭・行末まで削除のとき,従来は 127 バイトまでしか一度に保存されませんで
したが,この制限を 32767 バイトまで緩和しました.削除文字列バッファサイズ
Bcの値は,この値以下であるので,事実上無制限になったことになります.
■ファイル名の複写の不具合を修正しました. (##156j.13)
コマンドラインから大きなアプリケーションを起動したあとなどで,ファイル名の
複写を行うと,不正な文字が表示されることがあった不具合を修正しました.同時
に,現在編集中のファイル名を変数 PT によって参照できるようにしました.
■ウィンドウの状態が変わる不具合を修正しました. (##156j.14)
画面分割時で,DOS画面の行数と編集画面での行数が違う場合に,コマンドライ
ンに移行してから編集画面に戻ったときや,表示行数切り替えを行ったときに,編
集テキストの上下・左右が入れ替わる場合がありました.
■PC98版20行モード時のインジケータの表示を修正しました. (##156j.15)
20行モードでのインジケータをキャラクタ毎の移動とすることで,インジケータ
の形状が不正になることがおきないようにしました.
■エラー時のマルチステートメント実行中止の抑止を可能にしました. (##156j.16)
adddrv/deldrv のように,正常終了時にも1以上の ERRORLEVEL を返すプログラム
に対応するため,オプション NS によって,実行中止機能を抑止できるようにしま
した.
■バックアップファイル作成時の不具合を修正しました. (##156j.17)
拡張子付きディレクトリの下にある,拡張子無しのファイルのバックアップファイ
ルが正常に作成されない不具合を修正しました.
■ファイラーのスクロールを変更しました. (##156j.18)
ファイラー内でカーソルキーによって移動しているとき,両端で止まるという仕様
を変更しました.オプション CF+ (デフォルト) でそのまま反対端に移って移動を
続けます.CF- で従来通りの動作になります.いずれの場合も,[SHIFT]+[矢印]の
移動の場合は,両端で止まります.
■タグジャンプを改良しました. (##156j.19)
filename -line
filename:line:...
のパターンのタグにも対応しました.
■ファイラーで親ディレクトリに移動する機能を付けました. (##156j.20)
[.] で親ディレクトリに移動します.
■J3100版でのポップアップメニュー表示時の文字化けを解消しました.(##156j.21)
J3100版では,ポップアップメニューを画面の右端に表示すると,次の行の左端の
文字が化ける場合があったのを修正しました.この修正は,日経mix v.c./vz会議
512番の c.mos さんの書き込みによりました.
■クローズ・オープンについて.
以下のような操作を行うと,同名ファイルが複数書き込み可能な状態でオープンさ
れてしまいます.
(1) A.TXT と B.TXT の2つのファイルを開く.
(2) B.TXT を表画面にして,[ESC]L でファイラーに移行し,A.TXT を選択する.
(3) A.TXT が2つになる.
この問題を解決したマクロを以下に示します.このマクロは,T(0)を用いている
のでこのバージョンのVZ専用です.
50 [ESC]L @L "L クローズ・オープン"
?.
&s n=wn,T(0) mr+, T(n) ; console attribute
mp[, #F &?("%s",pt) #18 #[ mp], &d ; save filename
dz=gz, #M p=wa+$7E, a=p..0, b=p..1, dz=cz, ; get cursor position
sq[, sq-,(wc)?#C ; file close
(s==4)?{&p c=r,(c==$103)?{#[ >Y} &o(c)} #O (s-3)?#m
:A (s==1)?>F (s)?{&c >A} ; in filer
:Y &s mp[, #F #u #[ mp], ; throw away filename
:Z sq], &s n=wn, T(0) mr=-1, T(n) &d . ; console attribute
:F &p c=r,(c-$103)?{&o(c) >A} ; in filer
&s #O #< #u #l #m (s)?'Y'?{dz=gz,p=wa+$7E,p..0=a,p..1=b, dz=cz, #U } >Z
; set cursor position
■ファイラーからのファイルオープンについて.
新しいファイルを,現在ファイラーで開かれているディレクトリのファイルとして
開きたいという要望があるようです.これは,ソースコードで対応するのは冗長に
なるので,以下のマクロで対応してください.
80 ^O "file open with path"
(s==3)??.
p=pu+Bu+834, ;filer 1st window 情報
(vp.4==1&&vp.5==2)??{p+=130,} ;No.2Window? (2つめは、130バイト先)
q=pu, i-, ;filer情報からpathを得る
:A (q.i=p.i)?{i++,>A} ;WorkBufferにコピー
(q.(i--)-'\')?{q.(i++)='\',} ;\付加
q.(i++)-, ;NUL付加
#[ &?("%s",pu) ;Windowを開きpathを複写
; &s #m #[ #e &d ;ファイル名ヒストリに登録(省略可)
:B &c (s)?>B . ;ファイル名入力(省略可)
==============================================================================
End of vz156j.doc
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